日本では美術館と言えば、静かに絵画を鑑賞する空間で、歩き回る幼児を連れて行こうと思う人は少ないのではないでしょうか?
そんな印象のある美術館ですが、シンガポールのナショナルギャラリーなら安心して連れていくことができます。
実際に1歳児を連れて行ってきたので、詳しくご案内します。
ナショナルギャラリーって?
ナショナルギャラリーは旧最高裁判所(スプリームコート)と旧市庁舎(シティ・ホール)を改築して生まれたシンガポール最大の美術館です。
アクセス
MRTシティ・ホール駅から徒歩5分ほどです。
近くにはショッピングモールfunanやナショナルデーの会場となったパダンがあります。
基本情報
National Gallery Singapore
1 St Andrew’s Rd, Singapore 178957
営業時間 月~日 AM10:00~PM7:00
入場料 大人 SGD20
7歳~12歳、60歳以上 SGD15
(シンガポール国民と永住権保持者は無料)
KEPPEL CENTER FOR ART EDUCATION
美術館1階にある子供用のエリアです。
鑑賞するだけではなく、版画などが体験できるワークショップや、触ったり乗ったりして遊べる展示物もあります。
しかもこちらのエリアのみの利用であれば、無料なんです!
シンガポール在住日本人の間ではすでに有名なこちらのこども美術館。
プレグラ代わりに遊びに行く方も多いですよね。
子供向けのエリアではありますが、何歳くらいの子供が対象なのか?乳幼児でも楽しめるのか?
実際に訪れた際の感想をレビューします。
子供エリアの場所
この正面入り口を入り、すぐ右に曲がります。
このドアから入り左手に進みます。
KEPPEL CENTER FOR ART EDUCATIONの入り口に着きます。
エリア案内
ケッペルセンター内の全体図がこちらです。
いくつかの部屋に分かれており、それぞれ違ったアクティビティを楽しむことができます。
ケッペルセンターの奥にはお手洗いとナーサリングルームがあるので、赤ちゃん連れでも安心ですね。
赤枠の4つのエリアについて詳して説明していきます。
①CHILDREN’S MUSEUM WORKSHOP
入り口から一番近いこちらのエリアでは、版画を体験することができます。
版画を押して色を塗ったり、とても楽しそうです♪
ただ、1歳児にはまだ難しいですね。
幼稚園の年中さんくらいからのお子さんが楽しめると思います。
②CHILDREN’S MUSEUM
CHILDREN’S MUSEUM WORKSHOPのお隣のお部屋はSculpture Studioとなっています。
陶芸の道具や材料、作り方について学んだり、デジタル陶芸体験もできます。
ここも1歳児にはまだ早いので、もう少し大きくなったらまた来ようと思います。
③PROJECT GALLERY
PROJECT GALLERYでは、たびたび展示が変わるようです。
現在はDayun Sampanという展示で、海と小舟をイメージした作りになっています。(2019年9月現在)
奥に置かれている船に入ったり、手前の階段に登ったりクッションに寝転んだり、小さい子供でもとても楽しく遊んでいました。
④ART PLAYSCAPE
一番広いART PLAYSCAPEのエリアにはカラフルなパイプがたくさん!
白と黒のシックな空間で、一見子供用のエリアではないようにも見えますが、色々な展示があってとても面白い!
1歳児が夢中になっていたのがこちらの展示。
カラフルなマグネットを付けたり取ったりできるようになっているので、好きな形を作ったりして楽しんでいました。
こちらも重ねたり並べたり自由に遊ぶことができます。
他にも、日本のお手玉のようなおもちゃや、影で遊ぶコーナーなどがありました。
このエリア自体が広いので、1歳前後でよちよち歩きのお子さんは歩いたり小さい階段に登ったりするだけでも楽しそうです。
たまに幼稚園の子供たちが団体で遊びに来ていることがありますが、それ以外では平日は空いていることが多いので、ゆっくり遊べますね♪
CHILDREN’S BIENNALE 2019
2019年5月25日から12月29日まではCHILDREN’S BIENNALEという展示が開催中!
ケッペルセンター以外にもナショナルギャラリーのあちこちで子供用の展示物を楽しむことができます。
そのほとんどが無料エリア!
ケッペルセンターがある1階ではPlay by the Riverという展示があります。
可愛いアヒルの展示。
子供たちは乗ったりして楽しんでいましたよ!
ここも1歳前後の小さいお子さんでも楽しめますね。
ナショナルギャラリーへ行こう♪
1歳児と共に訪れたシンガポールの美術館、ナショナルギャラリー。
小さい子供でも十分に楽しむことが出来ました。
さらにこれが無料なのはありがたいですね。
ぜひ家族みんなで足を運んでみてくださいね!
お土産も充実しています!