シンガポールは多民族国家のため、様々な民族のお祭りやお祝いが行われています。
ハリラヤプアサはイスラム教徒の断食明けを祝うお祭りで、マレー系の方々にとっては大変おめでたい行事となっています。
この日、シンガポールは祝日です。
イスラム歴を使用しているため毎年同じ日にはなりませんが、2022年は5月2日がお休みになります。
この前後の日に幼稚園でお祝いのイベントが行われ、マレー民族衣装を着て登園するというお子さんも多いのではないでしょうか?
そこで、昨年私がマレー衣装を探しに訪れた場所をご紹介します。
アラブストリート周辺
シティエリアからウェスト寄りにお住いの方はブギス付近のお店が便利だと思います。
Golden Landmark Shopping Complex
ブギス駅近く、ラッフルズホスピタルのむかいにあるGolden Landmarkという建物にマレー服のお店が何件も入っています。
イベント直前に行ったときは1階にあるこちらのお店がとても混雑していました。
来ていたお客さんは日本人が多く、欧米系の方もいて、みな子供の為に衣装を探しているようでした。
きっと毎年のことでお店の方も慣れているのか、どういうセットで買うべきなのか、どういう色の組み合わせが良いのかなど相談に乗ってくださいました。
ただ子供用の伝統衣装は男の子用が多く、女の子の華やかなドレスやロングスカートはあまりありませんでした。
女の子用の衣装をお探しの方は、下に記載したパヤレバ周辺のお店に行かれるのが確実だと思います。
B級品なのか売れ残ったものなのか、こんな激安の男の子用のセットもありました。
好みの色でちょうど良いサイズがあればお安く購入できますね。
3階にあるこちらのお店も素敵でした。
こじんまりとしていて、店主の女性が親切に色々説明してくれましたよ。
いかにもな伝統衣装だとイベントで一日着るだけでもったいないからと、バティックのシャツをお勧めされました。
Haji Ln ハジレーン
ハジレーンにあるこちらは、マレーの伝統衣装を取り扱うお店ではないですがバティックの可愛いワンピースやシャツがありました。
とても素敵で、ちょっとしたお出かけや普段着としても使えそうです。
お値段は少し高めな印象でした。
パヤレバ周辺
パヤレバはマレー系の方が多く集まるエリアです。
ここにはマレー伝統衣装や食べ物などを扱うモール、お店が多く集まっています。
Joo Chiat Complex
このモールの中はマレー系のお店が数多く入っています。
マレー伝統衣装のお店もたくさんあります。
結婚式で着るような豪華な衣装を取り扱うお店も多く、そういったお店はお値段も高いです。
とても素敵なのですが、幼稚園で一日だけ着るには勿体ないかなと思いました。
リーズナブルな衣装を扱うお店ももちろんあります。
あまり写真を撮らなかったのですが、他にもお店はたくさんあります。
Geylang Serai Market and Food Centre
Joo Chiat Complexのすぐ近くで、1階がウェットマーケット、2階が衣料品とホーカーになっています。
マレー服を扱うストールが多数。
マーケットだから安いのかなと思って行ってみたのですが、そこまで激安という感じはしなかったです。
セットで30~40ドルほどが主流だった記憶があります。
ウェットマーケットとホーカーがあることもあって、マレー系の方で混雑していました。
お店はたくさんあるので掘り出し物があるかもしれませんね。
沢山の中から好みの服が見つかると良いですね♪
Tanjong Katong Complex
このモールは実際には行ってないのですが、こちらにもマレー衣装のお店があるそうです。
注意点
マレー衣装は伸びない素材で作られたものが多いです。
私はタグを見て子供の年齢にあった服を買ったつもりでしたが、ちょっときつくて着るのが大変になってしまいました。
でも袖や裾は長くて折って着せるという…
マレー系の子は細身なのでしょうか。
お子さんと一緒に行って試着してみるか、少しゆとりのあるサイズを選ぶのが良いかも知れません。
ラマダン期間中はお店の営業時間が普段より短くなる可能性があるので、行かれる前に確認することをおすすめします。
また、ハリラヤ連休後の日程に幼稚園でイベントがある場合、連休中はお店が閉まってしまう可能性がありますので、早めに準備した方が良いと思います。
とはいえ、幼稚園から連絡が来るのっていつも直前なんですよね~
事前に買っておいて幼稚園で衣装の指定がなく着なかったら嫌だな、なんて思っていたものの結局必要になって直前に慌てて買いに行ったのは去年の私です。
ご参考になれば嬉しいです。