日本とは違うシンガポールのコンド事情 メリット・デメリット

外観はとても豪華でプールやBBQピットが付いている高層タワーだけど、中はけっこう簡素な作りだったりするシンガポールのコンドミニアム。

日本の常識では考えられないような設計や設備もあります。

そこで、生活にしている中で感じたメリット、デメリットについてまとめてみました。

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良いところ

プールやジム、BBQピットが使い放題!

大きさの大小はありますが、だいたいどこのコンドにもプールやジム、バーベキューピットが付いています。

住民であれば無料で使えます。

常夏のシンガポールで毎日プールに入り放題なのは、小さい子供がいる家庭にとってはありがたいことですね。

ダストシュートがある!

コンドの室内や同じフロアのエレベーターホールなどにダストシュートが付いていることが多いです。

ゴミ捨て場に行かなくても、24時間いつでもすぐにごみが捨てられるのは便利です!

ただ、そこから虫が入ってくる可能性があり、それが嫌であえて使わない人もいるようです。

家具が備え付け

家具や電化製品はオーナーさんが用意して、部屋に備え付けになっていることがほとんどです。

日本から家具を持ち込むと輸送費が高額になりますし、現地で購入すると帰国に時に処分するのも大変なので、これもありがたいです。

残念なところ

洗面所にコンセントがない!

これは我が家だけではなく、よく聞く話です。

日本ではアパートでもマンションでも、洗面所にコンセントがあると思いますが、シンガポールではないんです!

洗面台でドライヤーやシェーバーが使えないのは非常に不便です。

キッチンにクーラーなし!

キッチンスペースと洗濯機などが置いてある家事部屋のあるコンドが多いと思いますが、そこにクーラーがありません。

リビングダイニングには何故か2台あるのに…

火を使うキッチンこそ暑いのです!

料理中に子供が近くにいると危ないので、なるべくキッチンの扉を閉めておきたいのですが…暑いです!

収納が使いづらい!

収納スペースは結構多いのですが、とにかく使い勝手が悪いです。

キッチン収納は奥行きのあるものが多いのですが、引き出し式ではなく扉が付いているだけなので、奥のものが取り出しにくいです。

クローゼットもうまく使いこなせずにいます。

日本の収納は仕舞いやすく、出しやすいようによく考えられているなと実感しました!

玄関のドアが薄い!

コンドの入り口には常に数人のセキュリティスタッフがいて、建物に入る時もキーが必要という厳重ぶりですが、部屋のドアは簡単に蹴破れそうな薄いドアで内鍵もありません。

ドアが薄いので、外の声が良く聞こえてしまいます。

リビングで子供がお昼寝をしているときに、お隣の方が帰ってきたりすると声で起きてしまうこともしばしば…

私たちの話し声や子供の泣き声も外まで聞こえて、ご迷惑をおかけしているのではないかと心配になることもあります。

備え付けの家具や電化製品が残念!

家具が備え付けなのはありがたいのですが、実際に生活をしてみると自分で選んだものではないので不便に感じることもあります。

私が一番悩ましいのが冷蔵庫です!

日本で使っていたものよりかなり小さめで、年季が入っています。

冷凍庫が引き出しではなく上についているタイプです。

子供の離乳食ストックや市場でまとめ買いしたお肉なんかを入れると、もういっぱいになってしまうし見づらいです。

自分のものではないので簡単に買い替えたりできないですもんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コンドやオーナーさんによって設備や環境はそれぞれだとは思いますが、日本とは違う部分はどこのコンドに住んでもあると思います。

お部屋探しをする際の参考にしてみてくださいね。

気になる部分があれば契約前に代理店を通してオーナーさんに相談したり交渉してみるのも良いと思います。