デング熱に気を付けよう!予防策とシンガポールで買える虫除け

シンガポール生活

日本でも2014年に代々木公園が感染地となるデング熱が発生しましたよね。

熱帯気候であるシンガポールでは年間を通してデング熱の感染が確認されています。

政府も対策を行っていますが、虫除けなど自分でもできることを行い感染リスクを減らしましょう!

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デング熱とは

デング熱は、ネッタイシマカやヒトスジシマカを媒介してデングウィルスが感染することにより起こる感染症です。

デング熱にかかると…

・急な発熱
・激しい頭痛
・関節痛、筋肉痛
・嘔吐

などの症状があります。

そして現在、ワクチンや治療薬はありません

感染した場合は解熱剤や鎮痛剤を使っての対症療法となるようです。

これはつらそう!!

絶対にかかりたくないですよね。

そのために、デング熱を引き起こす蚊に刺されないよう対策をしておきましょう!

デング熱の予防策

クラスターの確認

シンガポールでは定期的に殺虫剤を撒くペストコントロールを行っています。

そのため、東南アジアではあるものの虫がそれほど多くないと感じることもあるかもしれません。

それでも毎年デング熱にかかる方は多くいますし、クラスターも発生しています。

自宅の近隣でクラスターが発生していないか、よく行く場所は大丈夫か、確認しておいた方が安心です。

デング熱のクラスターが発生している場所はNEA(国家環境庁)のホームページで確認できます。
サイト https://www.nea.gov.sg/dengue-zika/dengue/dengue-clusters

長袖、長ズボンの着用

なるべく肌を露出しないことで蚊に刺されるのを防ぐ効果があります。

とはいえ常夏のシンガポール…

暑いんですよね~

さすがにずっと長袖・長ズボンではつらいので、上は半袖にしちゃっていますが、蚊が近寄ってきても気づきにくい足元は隠すようにしています。

子供も、ボトムは長ズボン、サンダルではなく靴を着用させています。

虫除けの使用

外出時、特に公園など自然が多い場所に行くときは必ず虫除けをつけています。

虫除けと言っても薬局等では数多くの種類が販売されていますよね。

では、どれを選べばよいのでしょうか?

デング熱に効果のある虫除け成分は、ディート、イカリジン、レモンユーカリ油とされています。(厚生労働省の推奨による)

ディート

最も効果が高いとされているディートですが、濃度によって効果の持続時間が違います。

子供に使用する場合、1日の使用回数制限があり、6カ月未満の赤ちゃんには使用することができません。また、顔にも使用できません。

6カ月未満使用しない        
6カ月以上2歳未満1日1回
2歳以上12歳未満1日1~3回

スーパーやドラッグストアで購入できるディートの入っている虫除けはこちらです。

OFF!ACTIVE
ディート15.00%

ULTRATHON
ディート25.00%

イカリジン(ピカリジン)

蚊に対してディートと同等の効果がありますが、ディートよりも皮膚への刺激が少なく、年齢や使用回数の制限もありません。

また、繊維を傷つけないので洋服につけることもできます。

小さなお子さんにディートを使うのが心配な場合は、イカリジン成分の入った虫除けを使うのも良いですね。

我が家で子供に使っているのはMOZ AWAYという虫除けスプレーです。

Guardianで購入しました。

MOZ AWAY
ピカリジン19.2%


2カ月未満の赤ちゃんには直接肌につけるのではなく、洋服につけるよう推奨されています。

天然成分

アロマなど天然成分で虫除けすることもできます。

手軽に使えるシールタイプの虫除け。

赤ちゃんや、肌が弱く虫除けを直接つけるのに抵抗がある方にも安心です。

我が家でよく使っているのはタイガーバームの虫除けパッチ。

一時帰国のお土産にしたりもしています。

ディート等の成分が入っていないので、効果は弱いかも…と思いつつも、毎回子供の洋服に貼っています。

出来れば1回に何枚も貼った方が良いようですが、そうするとあっという間になくなっちゃうんですよね。

これもそこまで効果はないかも知れませんが、虫除けにもなるベビーオイルも使っていました。

ハッカ系のにおいがけっこう強いです。

まとめ

デング熱の予防と虫除けについてまとめました。

すべてスーパーやドラッグストアで購入できます。

ところで、シンガポールは毎年デング熱の患者さんが多くでているのになぜ窓に網戸が付いていないのでしょうか!?

怖くて窓を開けっぱなしにできないよ~。