ローカル幼稚園|お誕生日会事情と準備

シンガポール育児

日本の幼稚園や保育園では、毎月その月に誕生日を迎える子供たちの合同お誕生日会を園主催でやってくれますよね?

ではシンガポールのローカル幼稚園ではどうかと言うと、日本とは全く異なります。

ローカル幼稚園に通っている我が子も先日誕生日を迎え、幼稚園でお祝いをしてもらいました。

この記事ではローカル幼稚園でのお誕生日会事情についてまとめました。

スポンサーリンク

お誕生日会は親主導!

ローカル幼稚園でのお誕生日会は、園の行事として開催されることはありません。

主催するのは園児の保護者となります。

そして園からのアナウンスなどは全くないのです。

誕生日が近くなったら幼稚園の方から「お誕生日会はどうしますか?やりますか?」と連絡があるのかと思い込んでいた私。

連絡はもちろんなく、そもそも先生たちはクラスの子供全員の誕生日を把握している訳でもないようです。

幼稚園の親向け案内資料を確認したら、お誕生日会を幼稚園で開催したい場合は希望日の1週間前までに連絡してください、とさらっと書いてありました。

幼稚園サイドが準備するのはお誕生日会の日程を調整することくらいなので1週間前でも間に合うと思うのですが、保護者は他にも準備することがあるので1週間ではちょっと厳しいかなと思います。

我が家は事前に色々調べてすぐに準備できる状態にしたうえで、2週間前に幼稚園に連絡して日程のすり合わせを行いました。

日本の幼稚園では毎月1回、年に12回のお誕生日会が行われると思うのですが、こちらではお誕生日会を希望する子供の人数の分だけ開催されることになります。

他のお子さんの誕生日やお誕生日会を開催するかがわからないので、ケーキやプレゼントがかぶってしまったり、日程が近くなってしまうかも、などちょっとドキドキすることも。

実際、我が子のクラスでは2週連続でお誕生日会があったり、逆に何カ月もなかったりとバラバラです。

幼稚園でお誕生日会をやらない子もいますが、N1やN2になるとほとんどの子がやっている印象です。

ただ、これは幼稚園によってもだいぶ違いがあると思います。

我が子の通っている幼稚園では園でのお誕生日会をやる子は多い一方、自宅でのパーティに招かれたことは一度もありません。

同じクラスのお友達に聞いても、自宅でクラスメイトを招いてパーティをしたという子はいないので我が子だけが呼ばれていないのではないはず…たぶん。

幼稚園でもやるし、自宅コンドのファンクションルームなどで大きなパーティも開くご家庭もあるそうですね。

用意するもの

幼稚園でお誕生日会をやってもらうにあたり、用意したものがこちらです。

・ケーキ
・紙皿、フォーク、紙コップ
・グッディバッグ
・ドレスなどの衣装

ケーキ

クラスの人数に合わせたホールケーキ、もしくはカップケーキを持ち込んでのお祝いになります。

幼稚園の規定によりますがアレルギーや宗教上の規則に基づき、ケーキはナッツフリー、ハラール認証を得ているお店の物、チョコレートなし、など指定されます

紙皿、フォーク、紙コップ

園によってはケーキと一緒に人数分の紙皿なども用意して持ち込む必要があります。

グッディバッグ

グッディバッグはお誕生日会に参加してくれたクラスメイトへお礼の意味を込めて渡すプレゼントです。

ケーキと同じくアレルギー等の心配があるため食べ物は入れないようにと幼稚園から言われました。

ただ、色んなブログを見ていると日本のお菓子などを用意している方を多く見かけるので、これも幼稚園によって違いがあるのだと思います。

金額は大体$2~$7くらいで、おもちゃや文房具を貰うことが多いです。

グッディバッグには、簡単なメッセージカードや「from 〇〇(名前)」などのシールを付ける人が多いです。

これがないと誰の誕生日だったのか分からなかったりするので、付けるのがおススメ。

あとは念のためにクラスの人数よりひとつ多く用意しました。

ローカル幼稚園は入園式がないので、突然クラスメイトが増えることがあるんです。

先生が事前に言ってくれれば良いのですが、当日いきなり人数が増えてることも。笑

また、まだ子供が2歳など小さい時はみんなにあげたプレゼントを本人も欲しいと言い出しかねない…と思い、「ひとつは本人が持ち帰る分です。」と先生に伝えて渡しました。

ドレスなどの衣装

普段は制服で登園している子供たちですが、お誕生日会の時は特別な衣装に着替えてもいいよ!と先生から連絡がありました。

プリンセスみたいなドレスや王冠をかぶってくる子もいます。

まぁ、普段から制服は着ずに毎日ドレスで来てる子もいますよね。

絶対に制服じゃなきゃだめ!着ないと怒られる!ということのないシンガポールのローカル幼稚園。

そのゆるさ、大好きです。

また、年齢の数字や好きなキャラクターの風船なども持ち込むと教室に飾ってくれます。

ケーキもグッディバッグも必須ではないのでどちらかでも良いのですが、幼稚園から送られてくる写真を見る限り全員が両方とも用意していました。

当日の流れ

お誕生日会自体はランチタイムスナックタイムに行われます。

・お誕生日の子を囲んでバースデーソングを歌って写真を撮る
・ケーキを配って食べる
・お誕生日の子がクラスメイト一人づつにグッディバッグを渡す

会の内容はこのような感じで、30分くらいで終了します。

保護者が当日やることは、お誕生日会の時間までにケーキとグッディバッグを届けることです。

以前はケーキを届けに行ってそのまま親も一緒にお誕生日会に参加できたようなのですが、そこはまだ規制緩和となっていないようです。

あとから写真が送られてくるので様子は分かるのですが、せっかくなら一緒に参加してお祝い出来たら良いのにな~。

お誕生日会を終えて

親が準備することが色々あって大変なローカル幼稚園でのお誕生日会。

ですが、子供がとても喜んでいたのでやって良かったです!

年に一回、自分が主役になれる日ですもんね♪

ケーキやグッディバッグについてはたくさん調べたり探したりしたので、またそのことについても書こうと思います。