海外の歯科治療費は高い!トラブルを未然に防ぐために自分でできること

シンガポール生活

海外で歯科治療を受けるとものすごく料金が高いと聞いたことはありませんか?

私が住むシンガポールでも歯科治療費は高額だと言われています。

初診料だけでSGD100、SGD150かかることも普通です。

保険には入っているけれど、歯科治療は適用外という人も多いと思います。

そこで今回は、なるべく海外で歯医者さんにかからないようにするための日々のケアについてまとめてみます。

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赴任前の歯科健診は必須!

普段から定期的に歯医者さんに通って健診を受けている人なら急に大きなトラブルが起きることはないと思いますが、定期健診を受ける習慣がない人は要注意!

海外赴任が決まったら、すぐに歯科健診を受けておきましょう。

そこで虫歯や歯周病などのトラブルが見つかれば、渡航前に治療することができます。

渡航後に赴任先で急に歯が痛くなってしまっても治療の為にすぐ一時帰国するなんて無理ですから、現地で歯科治療を受けることになってしまいます。

歯の痛みって我慢できるものではないですし、仕事にも支障が出てしまいますよね。

海外赴任が決まったら、忙しくても渡航前に歯のメンテナンスをすること!

一時帰国時ごとに歯科健診を受けよう!

一時帰国の時も時間を作って必ず歯科健診を受けましょう!

歯医者さんでのクリーニングは3ヶ月に1度が適切な頻度だと言われています。

かと言って3ヶ月ごとに帰国できる人はあまりいないと思いますので、せめて年に1度か2度の帰国の際には必ず歯科健診を受けるようにしたいものです。

歯科医院を選ぶポイント

では、どのような歯科医院が良いのか、個人的な意見になりますがご案内します。

まず選びたいのは予防歯科に力を入れている医院です。

虫歯になってから治療の為に歯医者さんに行く人が多いと思いますが、それではケアが足りずまた虫歯が再発してしまうリスクもあると思います。

健康な状態の時から定期的にチェックしてもらった方が、なにかトラブルがあっても初期の段階で対応してもらえます。

また、お口のケアのプロフェッショナルである歯科衛生士さんにクリーニングしてもらうのがおすすめ!

私は海外移住前から担当の歯科衛生士さんに3ヶ月に1回、歯のクリーニングをしてもらい、痛みなどがなくても年に1度はレントゲン撮影をして見えない部分の虫歯がないかの確認もしてもらっていました。

毎回のケアは大体30分ほどで終わります。

海外移住後は一時帰国のタイミング、つまり半年~1年に一度の受診になってしまうので、通常よりも長く1時間ほどの予約を取らせてもらい、口腔内のチェック、レントゲン、クリーニング、歯磨き指導をしてもらっています。

また、通う頻度が少なくなるぶん自分でのケアが大切になるので、その時のお口の状態にあった歯ブラシの硬さや歯間ブラシのサイズなども提案してもらっています。

初めて行く歯科医院ではこのような対応をしてくれるかは分からないと思いますが、「予防歯科に強い」「歯科衛生士によるケア」についてはホームページ等で確認できると思いますので、自分に合った医院を探してみてください。

・予防歯科に力を入れている
・歯科衛生士が常駐している
・通う頻度が少ない場合に柔軟に対応してくれる

PMTCを受けよう!

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略でざっくり言うとプロによる歯のクリーニングです。

色々な機械を使って行われますが痛みはなく、むしろ気持ち良いものですよ。

PMTCを受けた後は歯の表面がつるつるになりますし、コーヒーなどの着色もきれいにしてもらえます。

歯科医院によっては自費治療になるようですが、私が通っている医院では保険適用でした。

おすすめ歯磨きグッズ

定期的にプロにチェックしてもらうのはもちろんですが、やはり毎日のセルフケアが大切!

歯科衛生士さんや歯医者さんに勧められて使っているケアグッズをご紹介します。

歯ブラシ

歯ブラシは歯医者さんでも販売しているタフト24を使っています。

硬さの種類が豊富なので、歯や歯茎の状態に合わせて選べますね。

健康な歯茎の人ならソフトが良いそうです。

シンプルな形で値段もお安いので何度もリピート買いしています。

歯ブラシは月に1度の交換が必要だそうなので、お安いのはありがたいです。

手で磨くだけでは歯がツルツルになっていないような気がして相談したときに紹介してもらったのは、ソニッケアーです。

実際に担当の歯科衛生士さんも使っているとのことでした。

色々なモデルが出ていますが、値段の差は機能の違いなので、歯磨きの効果はそれほど変わらないそうです。

基本モデルでも十分綺麗になりますし、ヘッドを変えれば家族みんなで使うこともできるので経済的だと思います。

ただ、ヘッドはちゃんと3ヶ月ごとに交換しないと効果が出なくなってしまうので要注意です。

フロス・歯間ブラシ

歯ブラシだけでは歯間の汚れは取れないので、フロスや歯間ブラシは絶対に必要です。

私は一日に1回寝る前の歯磨きの時に使用しています。

使うのが当たり前になっているので、旅行などで持って行くのを忘れて使えないときはとても気持ち悪く感じます。

お気に入りはフロアフロス

水分を含むと繊維が膨らむので、しっかり汚れをからめとってくれます。

歯間ブラシは真っ直ぐよりブラシ部分に角度が付いている方が使いやすいです。

歯磨き剤

歯磨き剤はウェルテックの商品をシリーズ使いしています。

通常の歯磨きで使っているのはコンクールジェルコート

フッ素コートで虫歯予防をしてくれます。

泡立たないので何度もうがいをする必要がなく、せっかくのフッ素をすべて洗い流してしまうこともありません。

歯茎にトラブルがあった時期はリペリオを使用していました。

歯茎のマッサージにも使えるそうです。

その他

虫歯と歯周病予防の為にコンクールの洗口剤も毎日使っています!

私はよくコーヒーを飲むので着色が気になるのですが、そんな時に歯科衛生士さんにおすすめされたのがリステリンホワイトニングです。

研磨剤で歯を白くするのではなく、汚れを浮かせて落としてくれるそうです。

PMTCを受けて歯がきれいになったところでこちらを使用すると着色しにくくなり、白い歯がキープできるとおすすめされました。

実際に使っていますが、確かに以前より着色しにくくなりました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

当たり前のことばかりかも知れませんが、仕事や子育てで忙しいとつい自分の身体のことはおろそかになってしまいがちです。

海外移住が決まったら、ご自身の歯のケアを見直す良い機会かもしれませんね。



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