海外在住で普段は日系の病院で日本語で診察を受けている方でも、救急のけがや病気でローカルの病院に行かざるを得ない場合もあるかと思います。
そうなると心配なのが、日本語が通じないという状況ではありませんか?
日常生活はなんとなく英語でできていても、病気に関する専門用語や微妙なニュアンスを英語で説明するのは難しいものです。
私も英語が苦手なのですが、何度か子供をローカルの病院に連れて行く事態になってしまいました。
片言英語でもなんとか乗り切れたのは、その時に持って行った日本の母子手帳、データ、画像や動画のおかげです!
今回はローカルの病院にかかるときに持参してよかったものについて詳しく書いていきます。
母子手帳
日本で小児科に行くときは必ず持って行く母子手帳ですが、海外の病院に日本語の母子手帳を持って行く意味はあるのでしょうか。
じつはこれ、かなり役立ちます!
母子手帳には予防接種の履歴とワクチンの種類が記載されているからです。
よく見ると、私の市町村発行の母子手帳は英語での補記もありました。
例えば高熱が出たり、何かのウィルスにかかっていそうな症状の場合、予防接種をちゃんと受けているか聞かれることが多いです。
海外だと予防接種のスケジュールが日本と違う場合があり、外国人である患者が、その国の基準に合った予防接種を受けているのか確認する必要があるのだと思います。
でも英語ですべてのワクチンの種類、受けた年齢を説明するのはかなり難しいです。
私は日本語でも無理かも…
なので母子手帳を持って行ってかなり助かりました。
体温のデータ
小さいお子さんだと、よく高熱を出します。
なぜか日系の病院があいていない夜中だったり休日だったり。
さらに、旦那さんが出張でいない日に限って熱が出てしまったりするのも、あるあるではないでしょうか?
高熱で救急外来にかかるときも、いつから何度くらいの熱が出ているのか聞かれると思います。
私は体温を測るたびにスマホに時間と体温をメモしておきました。
病院の診察の時は、そのままスマホの画面を先生に見せれば英語で説明しなくても大丈夫でしたよ。
画像や動画
もうひとつ症状や状況を説明するのに便利だったのが画像やデータです!
ちょっと汚い話で申し訳ないのですが、例えば子供が嘔吐したときは嘔吐物の色を聞かれたり、下痢の場合も色や形状などを聞かれました。
それを細かく説明するのは難しいので、いっそ写真を撮って持って行った方が早いです。
ケガをした時はぶつけた場所の写真を撮っておいたり、けいれんを起こしたときは動画を撮っておくと、診察がスムーズに進むと思います。
まとめ
ローカルの病院に行くときに持って行って役立ったものについてまとめました。
もしかしたら小さなお子さんがいる方には当たり前のことかもしれません。
でも急な病気やケガで慌ててパニックになってしまうこともあると思います。
そんな時に少し落ち着いて、症状を記録したりメモを用意してから病院に行くとスムーズだと思いますよ。